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諸行無常≪大原・寂光院≫



バス道をはさみ、三千院や宝泉院など、お寺の多いエリアとは反対側にある寂光院。ひとつぽつんと離れたロケーションなので、ここのところずっと、大原を訪れてもお参りせずに帰って来てしまうことが続いていました。

が、今回は本当に久しぶりに行ってみることに。



そろそろお昼という時間でしたが、最終日なので「食」は後回し。

朝のうちは少し雲がありましたが、段々綺麗な青空に。
寂光院への道は、のどかな大原の里をてくてくと抜けて行きます。
以前来たのは・・・少なくとも10年は前のことになるなぁ・・・。





寂光院では、拝観受付所から山門までずっと石段が続くのですが、ここが素晴らしい紅葉の見どころになっています。
中でも、参拝者が何人も立ち止まって見上げているところがあるので行ってみると、目を見張るような鮮やかな色彩のもみじが。





葉の付き方も、まぁるく固まるようにもこもこ、という感じでユニーク。
この色・・・ちょっと風情のない形容ですが、まるで蛍光色。
いえ、もちろん、素晴らしく綺麗だったのです。
自分で光っているみたいに見えました。





寂光院といえば、建礼門院の終のすみかとなったところ。
彼女がここに暮らした頃、大原はどんなところだったのか・・・。
――寂光院を訪れると、いつもそんなことをつらつらと。
今でさえ、街中からはずい分離れているなと思うくらいですから、12世紀の終わり頃といえば・・・。





そして寂光院といえばもうひとつ忘れられないのが、このお寺が最近、焼失・再建されたものだということ。
それ以前に何度か訪れ、大好きなお寺だっただけに、聞いた時は衝撃でした。





原因は放火。
新しい本堂(▲)で説明をされていたお寺の方とちょっとだけお話しましたが、犯人はつかまっていません。
「時間が経ちましたからね。もうつかまることはないでしょうね」
と、穏やかな口調で語られました。






諸行無常の物語にゆかりのお寺とは申せ・・・。
なかなか諦められないのが人の常・・・じゃ、ないのかな~・・・。






寂光院旧本堂焼失は2000年のこと。






もう二度とあんな災難のふりかかることがありませんように。






そう願うことも執着、煩悩というものでしょうか。
・・・諸行無常。
悟りの境地にはまるで到達できない私なのでした。



[2009年11月12日(木)訪問]


寂光院HPはコチラ
2009年11月京都旅行記・目次はコチラ



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Comment

rudolf2006 | URL | 2010.02.18 09:28 | Edit
lazyMikiさま お早うございます~

去年の京都の旅、まだまだ続きがありそうですね
愉しみです~

本当に美しい紅葉ですね
寂光院というと、北条秀司さんの「建礼門院」という芝居を思い出します~。
後白河法皇が建礼門院に謝罪に来るという設定の芝居です。機会があれば、一度観てくださいね~

続きを愉しみにしています~
ミ(`w´彡)
angel-hokkaido | URL | 2010.02.18 15:56 | Edit
こんにちは♪
いつもながら、鮮やかー☆目を見張ります!
新しい本堂の写真、素敵だと思いましたがそんな事件があったのですね・・・。

>もう二度とあんな災難のふりかかることがありませんように。

本当ですよね。そうですよね・・・。

三千院は、1回は行きましたが(あと2回・・・ですね!)こちらには足をのばしたことがありません。

京都の話、最後までゆっくり読ませてもらいますね!
lazyMiki600px | URL | 2010.02.18 23:54 | Edit
To rudolfさん、
こんばんは~^^

去年秋の京都、あと紅葉ネタとスイーツネタがひとつづつ、それで終りで~す。
1月末までに終われるかと思っていたのですが、ちょっとバタバタして、結局2月終り近くまでかかってしまいました。
読んで下さって、ホントにありがとうございます。

「建礼門院」というお芝居のこと、知りませんでした。あるんですね~。
何となく、大原御幸をお芝居の形にしたもの、みたいですね?
興味あります♪

もうちょっと、お付き合い下さいね<(_ _)>。
lazyMiki600px | URL | 2010.02.19 00:00 | Edit
To エンジェルさん、
バス道をはさんで、寂光院は反対側でちょっと離れているんですよね。
気候のよい頃なら、のんびりてくてく歩きも楽しいです^^
寂光院のもみじの石段、新緑の季節も綺麗だろうなと思います。

火をつけたり、落書きしたり壊したり・・・人が大切にしているものを、わざと傷つけようとする人がいる、というのは、何とも恐ろしいことですよね。
あんまり考えると、性悪説に傾いてしまいそうなので、かわりに、おだやかに笑って「(犯人は)もうつかまらないでしょうね」と話されたお寺の方のことを思い出すようにしたいと思います。

エンジェルさん、もうちょっとなので、読んで下さいね~。
ありがとごじゃります<(_ _)>。
アッキーマッキー | URL | 2010.02.20 08:16 | Edit
lazyMikiさん、こんにちは
永遠なものはない。。。。でも、そう思いたいのが人間の性なんでしょうね。
寂光院の火災は、本当に残念でした。あの折は、けっこう近くに住んでいたのでなおさら親近感が強かったんです。
建礼門院は、ここで何を思っていたんでしょうね?
lazyMiki600px | URL | 2010.02.20 23:01 | Edit
To アッキーマッキーさん、
永遠なものはない、とわかっているはずなのに、日々それをさっぱり忘れて暮らしている人が多いんじゃないかと思います。
・・・そうですね、その底にあるのは、やはり永遠であって欲しいという無意識の願望なのかも知れません。

平安・鎌倉の頃は人間の寿命は今よりずっと短かったし、おそらく人々は今よりずっと信心深かったでしょうから、死がもっと身近だったかも知れませんね。
「仮の世」って感じが強かったのかなぁ。
寂光院を訪れると、そんなこんなことを何とな~く、考えてしまいます。
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